balloon house Uploaded at 2018-11-24
共6頁。あなたの指がその胸がその瞳が眩しくて少し眩暈がする夜もあるそれは不意に落ちてきてあまりにも暖かくて飲み込んだ七色の星弾ける火花みたいにぎゅっと僕を困らせたそれでまだ歩いてゆけること教わったんだ
神様どうかどうか声を聞かせてほんのちょっとでいいからもう二度と離れないようにあなたと二人あの星座のように結んで欲しくて
オオオオ オオオオオオ オオオオ
夢の中でさえどうも上手じゃない心具合気にしないでって嘆いたこと泣いていたこと解れた袖の糸を引っぱってふっと星座を作ってみたんだお互いの指を星としてそれは酷くでたらめで僕ら笑いあえたんだそこにあなたがいてくれたならそれでいいんだ
今ならどんなどんな困難でさえも愛して見せられるのにあんまりに柔くも澄んだ夜明けの間ただ眼を見ていた淡い色の瞳だ
真白