balloon house Uploaded at 2018-11-23
共6页。いつか僕らの上をスレスレに通りすぎていったあの飛行機を不思議なくらいに憶えてる意味もないのに何故か不甲斐なくて泣いた日の夜にただ強くなりたいと願ってたそのために必要な勇気を探し求めていた残酷な運命が定まっているとしてそれがいつの日か僕の前に現れるとしてただ一瞬この一瞬息ができるならどうでもいいと思えたその心を
もう一度遠くへ行け遠くへ行けと僕の中で誰かが歌うどうしようもないほど熱烈にいつだって目を腫らした君が二度と悲しまないように笑えるそんなヒーローになるための歌さらば掲げろピースサイン転がっていくストーリーを
守りたいだなんて言えるほど君が弱くはないの分かってたそれ以上に僕は弱くてさ君が大事だったんだ一人で生きていくんだなんてさ口を突いて叫んだあの日から変わっていく僕を笑えばいい独りが怖い僕を蹴飛ばして噛み付いて息もできなくて騒ぐ頭と腹の奥がくしゃくしゃになったって衒いも外連も消えてしまうくらいに今は触っていたいんだ君の心に
僕たちはきっといつか遠く離れた太陽にすら手が届いて夜明け前を手に入れて笑おうそうやって青く燃える色に染まり朧げな街の向こうへ手を繋いで走って行けるはずだ君と未来を盗み描く捻りのないストーリーを
瘡蓋だらけ荒くれた日々が削り削られ擦切れた今が君の言葉で蘇る鮮やかにも現れてく蛹のままで眠る魂も食べかけのまま捨てたあの夢をもう一度取り戻せ
もう一度遠くへ行け遠くへ行けと僕の中で誰かが歌うどうしようもないほど熱烈にいつだって目を腫らした君が二度と悲しまないように笑えるそんなヒーローになるための歌さらば掲げろピースサイン転がっていくストーリーを君と未来を盗み描く捻りのないストーリーを